2020/10/31
ハロウィン。
風邪は徐々に治りつつある。
咳が止まらない。
仕事は休み。いい一日の幕開けだ。
夕方まで動けず。
仕方ないから本を読む。「認知療法の問う力」という本だ。読むのは3回目だ。
「質問」という領域で、は第二世代の認知療法はパワフルだと思う。
内容は、ぜひ買って読んでほしい。世の中が面白くなります。
人に使うのもそうだけど、自分に対して質問する時にだって役に立つ。
何かを示唆するのではなく、問いかけることで自己探求を疾走させる。
悩みごとの輪郭や、定義を、自分の中でぐだぐださせるのではなく、
「翻訳」して、共有可能な粘土細工にしていく。
これだけでかなり楽になるものだ。
認知療法的コミュニケーションの好きなところは、説得的なコミュニケーションではないということも思う。けりだす、背中を押す。励ます。ということはあるだろうけれど
BをAに方向転換させたりはしない。
これはある種の洗脳だと思うし。
Bが真か偽かは、究極のところわからない、という立場の気がする。
取る視点によって、それは異なるから、普遍的な真実など存在しないというか。
例えば、仕事が出来る/仕事が出来ないの二分法に乗っからないというか。
文脈から抜けて、仕事が出来るとは何からわかるか?例外はないのか、など
その人の仕事が出来ない観を明らかにしたうえで、それ以外の視点を拡張するような動きをする。
究極のところ、それは「わからない」から、妥当な世界観を選んだ方がいいぞ、ということにはなってくるだろうな。
全然違った理解をしていたらすみません。