10/8/2020 - ばけのかわ日記

頻繁にエレベーターに挟まれる。

全然理解不能だけど、閉めるボタンを押しながらエレベーターを出ようとして挟まれたことがあります。ポテチをとって、食べずに袋に戻したりしたこともある。保険証を捨てていたりもする。

　こういう時なにが起こってるのか少し丁寧にみていく必要があると思う。

　大体のポンコツは無意識的な体の挙動と、それを常識に照らして取り戻そうとするときの自我の働きによって起こり、そのあとで超自我(倫理規範とか、親役割みたいな人格)が自分を批判して叱る。(叱らなければ、ポンコツという、評価にはならない！)みたいなパターンがある。

おれの友人はかなりおれの超自我を先取りして言ってくるからなんじゃコイツ〜〜！！ってなる時がある。おれだって困ってるんだって。

自分の身体と意識は、全然動かないエヴァとシンジくんの関係に似ている。動けよ、動いてよ！とシンジくんが言ってるシーンの文脈を全然覚えてないから、挙動がままならん人間のメタファーとしてしかエヴァを理解できない。前で喋ってる時ふっと笑っちゃうとか、独り言を言ってしまう時、それは意識から体が離れていってしまっている。

そういえば中学のとき、エヴァンゲリオンを勧めてきた友達は「見なよ！大学の心理学の講義でも使われることもあるくらいだから！」と言ってたけど「面白いから！」とは言わなかったな。

エヴァ、難解なものを、難解であるがゆえに美味しいと思ってる人が半分ぐらいいそうだ。偏見だなー。

無意識の時に動く体の挙動を「自動操縦モード」とすると、おれはその時間が異常に長いきがする。

　というか広く一般に時間の流れが成人すると早く感じるのは、もしかしたら自動操縦モードのせいなんじゃないかとすらおもう。

　自動化することの功罪はある。気づくと職場にいたり、家に帰ってたりする。日曜も終わってる。

なるべく、自分の価値があると思う方へ、注意を払っていたい。